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日々の記録

活動記録_8月19日

■ 読書_4冊目

『教育×破壊的イノベーション』、『イノベーションのジレンマ』で有名なクリステンセン教授が公教育について綴った一冊。

▼教育沈滞の原因▼
成功したイノベーションでは、動機づけ(モチベーション)が必ず触媒として働いている。学習についても同じだ。偉大なアスリートやピアニストになるためには、並外れた努力をたゆみなく続けていかなければならないことは誰でも知っている。脳を鍛えてシナプスを正しい方法で活性化させ、必要な筋肉記憶や志向を築き上げるのにかかる時間は、情報を読み取り処理する方法を学んだり、数学や科学の問題を考え抜いたりするのに必要な時間と変わりはない。モチベーションがない生徒(ついでに言えば教師)は、学習課題の厳しさに耐えられずに途中で諦めてしまい、成功を納めるには至らないだろう。

動機づけには外発的なものと自発的なものがある。外発的動機づけは、課題の外側から与えられる。たとえば誰かが何かを学ぶのは、その課題自体に興味を感じているからではなく、それを学ぶことで他に欲しいものを手に入れる機会が得られるからかもしれない。これに対して自発的動機づけとは、課題そのものが本質的に興味深く、楽しめるために、課題から刺激を受け、最後までやり通したくなるような場合をいう。この場合、自発的動機づけを持つ人は、外から圧力をかけられなくても、課題に取り組もうとするだろう。(教育×破壊的イノベーション p7~8)

▼学校の苦境の原因▼
学校を生徒が自発的動機づけを持てるような場にするための重要な一歩は、一人ひとりの子どもが最も学びやすい方法に合わせて(ハワード・ガードナー氏の研究によると、人は8種類の異なった知能特性を持っており、それぞれに合わせた形で学習を効率化できる)、教育を個別化することだ。...学校が個別化に取り掛かるには、勢の生徒を一括して杓子定規に指導することから脱皮し、目標を達成するための重要な手段としてソフトウェアを活用しながら、モジュール方式の「生徒中心のアプローチ」に移行しなければならない。 (p11)

一時期 ボランティアとして、経済的に恵まれない家庭の子ども達を対象に学習支援をしていた経験がある。そこで出会った中学3年生の女の子が「分数から理解できてないの。でも授業中にそんな質問したら皆に迷惑かけるから、先生がなに話してるか分からなくてもじっと我慢してる。」と言っていたのを思い出した。(当時わたしに8種類の知能特性に関する知識があれば、学校の指導法とは全く異なった方法で数学を教えたかもしれない)

更に、公教育の欠陥を補うためにソフトウェア活用の可能性を説いている点に興味を惹かれた。本書初版が発行された2008年から5年間経ち、教育×ITは一種の流行となっているが、クリステンセン教授の望む教育の形は達成されつつあるのだろうか。(サービス主はそれぞれ教育の最終目標を何と置き、どんな教育方法を理想としているのかとても気になる)

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【読書記録】
・ 書籍名 : 教育×破壊的イノベーション
・ ページ数 : 60p / 236p
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活動記録_8月18日

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父と絵画展に行った後、かき氷をご馳走してもらった。来年上京すれば地元に立ち寄る機会がぐっと減るので、一緒に過ごすという面ではいまのうちに思いっきり親孝行しておきたい。(自画自賛だけど美味しいレストランを見つけることと、食べ物の写真を撮ることに関しては、わたしはかなりのセンスの持ち主だと思う)

■ インターン

    • 期日までに目標達成できない
      • 目標達成する際のリスクとその対応策を考えておく
        (ex. 予想していたCVRを割った時にどう対応するか)
      • 日毎に目標値を設け、オフトラックへの危機感を煽る
      • 施策を変更するタイミングを設けておく
        (ex. いつどんな状況に陥ったら施策を切り替えるのか)
        ☞ 責任者として成果に直接影響する意思決定を行うのは、かなりストレスフルなだと初めて実感した

    • 組織を率いて目標達成できない
      (第三者を介すと依頼事項の実行までに時間が掛かる)
      • 情報は組織全体へ共有、依頼は個別連絡で行う
        → 個別連絡は電話とメールを併用するのが好ましい
      • 依頼する際はフォーマットを作成し手間と時間を省く
      • 危機感を共有する(方法 : 声掛け?役職?)

 依頼者の要望に応えられず信頼を失うのが恐いし、そうなった時のわたしを想像するととても情けない。現実のものとならないよう、期日まで走り続ける。

活動記録_8月17日

中高時代の親友と食事をした。弟や友人の話を聞く度に、高校を卒業するまではさほど変わらない人生を歩いてきたわたし達が、いま全くかけ離れた経験を積み全く違った観点で将来の選択をしていることに驚く。(大学やインターン先等、決まったコミュニティで過ごしているとこういった多様性を見落としがち)他人の話を聞くのは読書と一緒、人生を追体験しているようでわくわくする。

■ 読書_3冊目

長い間、積読していた『イノベーションのジレンマ』を手に取った。

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【読書記録】
・ 書籍名 : ザッポス伝説
・ ページ数 : 410p / 410p (読了)

・ 書籍名 : イノベーションのジレンマ
・ ページ数 : 10p / 317p
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