memo

日々の記録

活動記録_8月16日

友人が1歳になる子どもを連れて遊びに来てくれた。ぱっちりお目々の色白さんで、将来美男子になりそう。顔を覗き込んで「にかっ」とえくぼを作る様が可愛かった。

自分が家庭や子どもをもつ年頃に差し掛かったのだなと思うと、ちょっとした驚き。


■ 読書_2冊目

▼ 会社としての成長 ▼
「成長したら僕たちはどういう会社になりたいんだろう?」
これは、私がしばらく考えていた問いでした。
…「この前、お客さんからメールをもらってね」と私は話し始めました。「そのお客さんが注文してくれた靴は僕たちの倉庫にあったものだから商品発送をアップグレードして驚かせたんだ。もともと保証している一週間じゃなく、二日で品物を届けてね。僕たちのカスタマー・サービスが気に入ったから、友人や家族にザッポスのことを教えると書いてあった。彼はいつかザッポス航空を作れと言っていたくらいだよ」
「それは面白い」とフレッドが言いました。
「ジム・コリンズの『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』を読んだことある?」と私は尋ねました。
「いや。いい本かな?つまり…読むべき本かい?」
「ああ、ぜひ読むべきだね」と私は答えました。「長期的にみて、単なるいい企業と偉大な企業はどこが違うかについて書いてあるんだ。彼の研究でわかったことのひとつが、偉大な企業は、ただ単に金儲けや市場で一番になることを超えて、もっと大いなる目的とかより大きなビジョンを持っているということなんだ。多くの企業は金もうけだけに集中するという罠に陥り、決して偉大な企業にはなれないんだ」
「そうだね」とフレッドは応えました。「でも、儲けるっていうのが、まさに今僕たちが取り組む問題だけどね」
…一方で、私たちは短期的なキャッシュ・フローの課題を克服しなければなりませんでした。もう一方で、長期的に考え、会社の将来の基盤を築きたいと強く思いました。どちらかひとつを選ぶことはできず、両方やらなければならなかったのです。
ランチを終える頃までに、最大のビジョンとは、まさに最高のカスタマー・サービスを意味するザッポスというブランドを構築することだとはっきり理解しました。
カスタマー・サービスはこれまでもザッポスでは重要なものでしたが、それをブランドの中心に据えることは、特にインターネット企業にとって、大胆な決断でした。(ザッポス伝説 p205)


偉大な企業への道に、2つの相反する要素が必要とされている点が面白い。

翻って

  • わたしが掲げる夢は、他の誰かを魅了するものなのか
  • 夢を叶える手法は実現実行性に優れたものなのか

常に問い続けなければならないと感じた。(実際どうだろう?)

『フラット化する世界』では生産性を向上するために、カスタマーズ・サービスを始めとした様々なサービスを発展途上国に外注する企業が…『ザッポス伝説』では顧客の信頼を勝ち取るために、カスタマーズ・サービスをコア・バリューとして自社で賄う企業が描かれており、この対比も面白かった。
(当たり前のことかもしれないが、各企業・各サービスによって、それを構築する各要素への評価が異なることが興味深い)

ただ、本を読むだけの生活にそろそろ飽きてきた。わたしにとっては、実践の中で課題を見つけ、その解決策を本に探す方が、ずっと効率的かもしれない。むむむっ。
(実践の場がない代わりにブログを設けたけど、もうちょっと使い方を考えるべきカモ)