memo

日々の記録

活動記録_8月15日

■ インターン

目標達成にむけて着々と作業は進んでいるものの、他メンバーへの指示の出し方・臨機応変な対応策の立案、この2点で未熟さを感じる。(ここ最近気付いた問題意識じゃないのに!!)

他メンバーの成長を目の当たりにすると気持が焦る。"仕事の報酬は仕事"という言葉が沁みた。


■ 読書_2冊目

キリマンジャロの雪 ▼
私は肉体的に疲れ切っていましたが、眠れず、夢うつつの状態でいろいろなことを思い描いていました。真夜中、携帯電話が鳴る音がして私はびっくりしました。山のこんな高い所に電波が届くとは思っていなかったのです。
それは不動産業者からで、パーティー・ロフトに私の希望価格よりも高値の購入希望があったという知らせを伝えるために電話をくれたのです。私はすぐに受諾し、電話を切りました。安堵感がよぎりました。危機感を乗り切り、ザッポスは助かったのです。
突然、これから5日間しなければならない山登りがさほど大したことではないように思えました。山登りの代わりに、翌朝には救難機に乗り、雪に覆われた山頂を飛び越え、山の反対側に安全に下ろしてもらえる、そんな気分でした。
数時間すやすや眠りました。
そして突然、はっと目覚めました。外で野獣が変な音を立てていたのが聞こえてきたと思っていたのですが、それはただの気のせいでした。
そして、真実を悟って、私は無力感に襲われました。
電話などなかったのです。購入申し込みもなかったのです。
会話はすべて夢の中の出来事でした。(ザッポス伝説 p192)


2週間後までに十分なキャッシュが用意できなければ、倒産の決断をせざるを得ない状況におかれ、CEOである主人公がどれだけの重圧に耐えていたかが垣間見える。

▼ 問題の解決へ向けて ▼
 (全社員へ向けたメール)
...現在、私たちは赤字で、手元のキャッシュも非常に限られており、時間との闘いの中にいます。今、企業としての私たちの最優先事項は、収益性の転換です。黒字化すれば、自分たちの運命をコントロールできるようになり、私たちが望むさまざまなことを始められます。
その時がくるまで、企業として私たちは資金がなくならないうちに黒字化を達成するチャンスを最大化する事に、しっかり集中する必要があります。私たちには適切な財務プランがあり、それは達成可能なものですが、そのプランどおりに達成するためには、何が求められているかを全員で確実に理解する必要があります。
そこで、まず真っ先に、経費を精査する必要があります。私たちは採用のための予算を別に確保していますが、採用はとても慎重に吟味する必要があり、どの部署も欲しいだけの人数を雇うことはできなくなります。(実際にザッポスは、一時的な解雇と給与の減免を行っている。倒産を防ぐという目標を全社員約60人と共有する事で、給与が減ったにも関わらず会社全体の生産性を維持するよう図った。)
経費の次にくる最優先事項は、今後の9ヶ月の粗利益を最大化することです。言い換えれば、平均的な粗利益率と顧客ひとり当たりの注文額を上げる、コンバージョン率(サイトを訪問した人が実際に購入する割合)を改善する、ザッポス・サイトを訪問する新たな見込み客を増やし、顧客のリピート率を上げるということです。
今後の新規プロジェクトを評価するにあたり、これから9ヵ月間の粗利益の総額をいかに増やすかをみんなに考えてもらわなければなりません。つまり、通常なら取り組むプロジェクトでも、黒字になるまで棚上げして貰わなければならないものが出てくるということです。... (ザッポス伝説 p163)


全社員を巻きこみながら状況を改善していく主人公の、肉体的・精神的・感情的な強靭さには舌を巻いた。(そして勇気をもらった)

わたしも、がんばらねば。

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【読書記録】
・ 書籍名 : ザッポス伝説
・ ページ数 : 238p / 410p (172p)
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